韓国お寺巡り研究会



骨窟寺(コルグルサ)
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特徴・見所

 巨大な石灰巌に12の石窟があり、石窟寺院となっています。岩のてっぺんには磨崖如来坐像があり、ボリューム感のある肉髻や豊満な顔、微笑んでいる表情や切り開かれた目と長い鼻など、九世紀新羅仏像の特徴が現われています。またこのお寺は禅武道の道場があり、テンプルステイで体験もできます。
ほーりー記

磨崖如来坐像  慶州の街を少し離れた山の中にあるお寺です。全体的に山の麓の登り斜面に造られており、入り口から磨崖如来坐像まではひたすら坂を上っていきます。そして最後は岩の急斜面を伝っていく感じで、高所恐怖症の方には少し怖いところかもしれません(実際に一緒に出かけた方で、最後まで行けない方もいました)。

 磨崖仏はふっくらとして穏やかな感じです。視線の先を見ると雄大な山の緑が広がっていて、こんな景色をずっと見続けているから、これだけ優しい顔になれるんだろうなと思ってしまいました。そのくらい居心地のいい空間です。光背のうにょうにょとした感じも、ちょっとかわいらしいです。

参道  またお寺の入り口にある建物には、『世界禅武道協会』の看板がかかっていました。いつかここのテンプルステイ(宿泊)もして、禅武道体験もしてみたいです。パンフレットを見るとなかなかかっこいい写真がありましたし、世界から様々な人が体験に訪れてもいるようです(私も知り合いも体験してました)。



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